『教育』とは何なのか。私の考える『教育』。
こんにちは、新巻です。
今回は「教育」について私が思ったことを書きたいと思います。
目次
塾講師をしていて感じたこと
私は今年で塾講師(アルバイト)3年目になりました。
たくさんの生徒を担当してきて、生徒に勉強を教えるだけでなく、私自身貴重な経験をさせてもらったと思います。
そこで、塾講師をしてきて思ったこと。
『教育』ってただ教えるだけじゃないってこと。
これは教育に携わっている人は心に思っている方が多いかと思います。
「教えて、生徒がその答えを理解して(覚えて)、テストで書く」
この一連の流れってすごく違和感を感じるんです。
だってこれ、生徒が自分で考えることを抑えてしまっていますよね?
もちろん、模範解答から理解していくことは1つの方法であり、大切なことです。
でもこれじゃ単調な思考回路になってしまいます。
つまり、応用力や問題解決能力の向上につながらないのです。
私が実際にやってみたこと
そこで私なりに考えました(といっても教職志望だったひよっこの考えです笑)。
塾の生徒に授業をするときは、答え・模範解答を教えないというのを実施しました。
(もちろん、答え合わせはしますよ!笑)
代わりに以下のことを行いました(数学・算数の場合)。
- 質問されたときに、何が分からないのか説明させてみる
→ディスカッションのように自分の考えを言うor書く練習
- ヒントを与える
→今見えていないことを認識し、選択肢を広げる
- 時間に余裕があるときは、問題の解き方を説明してみてもらう
→改めて仮理解したことを説明することで、本理解に導く
この3つを実施したところ、
皆成績が上がりました!!笑
注目すべきはそこだけではなく、テストには「思考力をみる問題」ってありますよね?
そこの解答が見違えるほどの出来だったんです。
この時からでしょうか。生徒が皆、自主的に勉強に意識を向け始めたのは。
質問も増え、モチベーションも高く、教える側としては本当に毎日が楽しかったです。
当時の経験から得たことは
- 生徒自らの力で説明する→アウトプット
- ヒントを与える→選択肢を広げる
ということの重要性を知れたことです。
私の考える『教育』
今までの各項目で書いたことを踏まえまして、私の考える教育とは
『教育』とはこちらからの一方方向のものではなく、生徒(相手)に働きかけて導く、選択肢を増やす支援をするものだと私は考えます。
しかし、このような教育方法はなかなか学校では実施しにくいでしょう。
私も1対1~3程度だからできているだけで、学校のような集団授業ではできる気がしません…笑
おまけ
現在、学校教育ではICT教育の導入が進められていますね。
学校教育にてPCやタブレット機器などを用いることで、学習・授業の効率化や視覚的、聴覚的など様々な視点から教育に働きをかけることが可能です。
※ICT教育については別の機会で記事を書きたいと思います。
もし学習・授業の効率化ができれば、私がやってきたようなこともできるかもしれません。
まとめ
もちろん、教育の方法は人それぞれ、マニュアルがあるわけでもなく様々です。
大切なのは、自分の思った教育が最善と短絡的に考えるのではなく、他を知り、価値観を広げること、自分自身も学ぼうとすること。
最重要なのは、生徒たち・教える相手のことを1番に考えること。
これにつきるのではないでしょうか笑
これからも素人なりにですが『教育』について考えていきたいと思います。
皆さんも今までの学校教育や職場でのことを思い出してみてください。
もしかしたら教育に限らず、何か新しい考えが浮かぶやもしれません笑
それでは!
最後までお読み頂きありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。 ~新巻~